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2020年4月13日月曜日

近所の草花

昼間に根を詰めた仕事があり、夕方になってやっと散歩の時間がとれました。しばらく歩いていなかった堤防道路を散策しました。

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ヒメコウゾの花が咲いていました。雌雄異株で、この木は雌木、花は雌花です。この付近では雄木雄花は見たことがありません。和紙の原料であるコウゾは、このヒメコウゾとカジノキの雑種とされます。実は桑に似ていますが、小さくオレンジ色、食べることができます。






ムクノキの芽です。黒く見えるのはアブラムシ。この時期新芽の写真を撮り、跡で見返すと、いろいろな虫や虫の活動の痕跡を見ることができます。

拡大します。

これはヤマグワの雌木の雌花。よく見ると...

 蛾の卵でしょうか、黄色く見えるものは卵塊です。

これは蕾。

トウカエデの花です。

こちらはウバメガシの新芽。


シラカシの新芽です。


ハナミズキの花芽。膨らんできました。

こちらは葉芽。

ハナミズキの花は、花びらに見えるものは実は花を守る総苞で、中の小さな花が花の本体です。

この花の中にも小さな生き物がいました。

これです。

トウカエデの花です。数十年家の傍に生えていましたが、今年はじめて観察しました。


サンシュユの花の跡です。これから実が大きくなるでしょう。

こちらはオオカナメモチの花。開花直前です。

2020.04.09.撮影
2020.04.11.記述




2018年3月18日日曜日

散歩道から

昨日春は紅葉と落ち葉の季節と書きましたが、メマツヨイグサのロゼットもこの時期の紅葉が美しいものです。地面にへばりつくように身を伏せて冬を堪え忍び、踏まれて葉がぼろぼろになっても、春の訪れとともに身をもたげる強さに感心します。スイバやギシギシの葉の紅葉もこの時期美しい。


一般に枯れた草木には人の関心が向かないようですが、役目を終えた茎や葉や花殻を見て、植物を同定するのもなかなか楽しいです。図鑑には枯れた草木が掲載されていませんので、夏の記憶を頼りに見つけることになります。

オトコエシです。

ご存じ、センダングサ。ただし細かいことはもう少し調べないとはっきりしません。

コマツナギの実の鞘。昨年の記憶を頼りにやっと見つけました。

オギのようです。穂がすっかり風に洗われて、スリムになっています。

コマツナギが芽吹いていました。


サクラのつぼみも膨らんできました。

これはヤマグワです。

センダンの芽がぷっくりとふくれてきました。

高知や東京ではサクラ開花だそうですが、京都はもう少し、というところです。明日から4日ほどは雨模様の予報です。

by harusan


京北の林内探索

京北の樹木植物に詳しい方に案内していただいて、ホンゴウソウを探しに行きました。昨年枯れたものを見つけられたとか。目的の場所に行くと、Bingo!約20株ほどが集まって、周囲にもまばらに生えていました。ヒノキ林の林床です。そこから冬虫夏草探索に切り替え、ムシヒキアブのアナモルフ、ガ...