2018年3月18日日曜日

散歩道から

昨日春は紅葉と落ち葉の季節と書きましたが、メマツヨイグサのロゼットもこの時期の紅葉が美しいものです。地面にへばりつくように身を伏せて冬を堪え忍び、踏まれて葉がぼろぼろになっても、春の訪れとともに身をもたげる強さに感心します。スイバやギシギシの葉の紅葉もこの時期美しい。


一般に枯れた草木には人の関心が向かないようですが、役目を終えた茎や葉や花殻を見て、植物を同定するのもなかなか楽しいです。図鑑には枯れた草木が掲載されていませんので、夏の記憶を頼りに見つけることになります。

オトコエシです。

ご存じ、センダングサ。ただし細かいことはもう少し調べないとはっきりしません。

コマツナギの実の鞘。昨年の記憶を頼りにやっと見つけました。

オギのようです。穂がすっかり風に洗われて、スリムになっています。

コマツナギが芽吹いていました。


サクラのつぼみも膨らんできました。

これはヤマグワです。

センダンの芽がぷっくりとふくれてきました。

高知や東京ではサクラ開花だそうですが、京都はもう少し、というところです。明日から4日ほどは雨模様の予報です。

by harusan


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