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2020年7月17日金曜日

オオモンクロクモバチ(クモが苦手な方は、閲覧注意!)

昨日までの雨が上がり、日差しが久しぶりに楽しめた日でした。京都地方の日照時間は、この1ヶ月例年の半分、降水量は2.5倍だとか。昼過ぎに対岸の河川敷を歩きました。

直径1 mほどの広い水たまりの水面を、川側から堤防側へ羽を震わせ、水しぶきを上げながら渡っていく昆虫がいます。何が起きているのか目を懲らしてもなかなかわかりません。渡りきるとかなりのスピードで走って行きます。追いついて近くで見ると、なんと、黒っぽいハチが、大きなクモをくわえて、後ろ向きに運んでいるのでした。

調べてみると、ハチの名前はオオモンクロクモバチ、主にイオウイロハシリグモという大型のクモを捕らえてこれを麻痺させ、野ねずみの巣の奥に作った巣の中に運んで卵を産み、幼虫の餌にするとか。

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腹部にある黄色い帯が特徴です。かなり大型のハチ。これは休憩中の写真。


一休み後にクモを運びはじめます。障害物を乗り越えて一気に堤防の草むらへ。



この後草むらの中に姿を消しました。青虫を狩るハチはまだ理解できますが、天敵とも言うべきクモを狩るハチたちはいったいどのようにしてそのような習性を身につけたのでしょう。

2020.07.16.撮影
2020.07.16.記述


池端で

買い物の帰りに遠回りをして池端の野鳥を見てきました。折からの寒波でこの冬一番の冷え込み。横殴りの風が吹く中の観察です。人の出がないので、日頃は隠れていがちな野鳥の姿を認めることができました。 ヒクイナです。 タシギです。 クイナです。 晴れ間に突然カワウの一群が飛び立ったと思った...