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2020年5月8日金曜日

静かな亀山公園

新型コロナウイルス蔓延の影響で観光客がぴたりと途絶えた嵐山の亀山公園は、この公園が本来持っている静寂を取り戻し、鳥のさえずりや蜂たちの羽音まで聞こえてくる別世界になっています。

新緑が目にまぶしく、今はモチツツジの甘い香りが漂い、コバノガマズミやクロバイの花も美しく咲いています。そんな中で出てきた昆虫たちをメモしておきます。

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オトシブミです。ケヤキの木の葉を丸めていました。仕事ぶりは、ゆっくりと着実。誰に習ったでもないのに、間違いがありません。


こちらはシジミチョウの仲間、コツバメ。羽根を開くと鮮やかな紺色なのですが、残念ながら開いてはくれませんでした。それにしても大きな目。

 本当に大きい!

 こちらは春限定で出てくるビロードツリアブ。なんとなくユーモラスな形をしています。特に害をするわけでもないので、アブと言っても憎めません。テリを張っているのか、こちらをにらんでホバリングしていたので、撮ってあげました。とんがった口吻はちょっと見には刺さりそうですが、花の蜜を吸って飛び回る至っておとなしいアブです。



こちらは帰りがけにミツバアケビのところで飛んできた、タイワンキシタバ。一瞬アケビコノハか!と喜んだのですが、残念。同じヤガ科の蛾ですので、特徴が似ています。後翅が黄色で、羽を広げると黄色が目立ちます。天敵を驚かす役割があるのでしょうね。

2020.05.03.撮影
2020.05.07.記述





京北の林内探索

京北の樹木植物に詳しい方に案内していただいて、ホンゴウソウを探しに行きました。昨年枯れたものを見つけられたとか。目的の場所に行くと、Bingo!約20株ほどが集まって、周囲にもまばらに生えていました。ヒノキ林の林床です。そこから冬虫夏草探索に切り替え、ムシヒキアブのアナモルフ、ガ...