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2020年5月5日火曜日

アジサシ登場

今日は珍しいお客様がありました。アジサシです。1羽だけでしたが、渡りの途中で立ち寄ってくれたようです。夏に北半球北部で繁殖し、冬は南半球で越冬する鳥で、海辺で見られることはありますが、桂川では珍しいお客様です。水深のある海ではホバリングしながら魚影を探し、鋭いナイフのようにダイブして魚を捕ります。一度静岡県の掛川河口で見たときは、20羽ほどの群れで、太陽を背にホバリングして自らの影を隠し、海面に突き刺さるようにダイブしていました。

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桂川は水深が浅いため、主に羽虫を捕らえていたようです。連続撮影で羽虫を捕らえる姿を確認することができました。






 今の時期、ヒゲナガカワトビケラやモンカゲロウなどの大型の水生昆虫が羽化しています。かなり高い空中で捕食するのを見て、通常は水面近くを飛んでいたり、川岸の草木に止まっている様子しか確認できなかったこれらの羽虫が、意外に高いところを飛翔しているのに驚きました。

下の写真は、おそらくモンカゲロウを捕食する直前のアジサシです。捕食直前に尾を広げてスピードを緩めて姿勢を制御し、捕食した後は頭を下にして飲み込みます。

多くの場合はこのように水面すれすれを飛びながら、水に浮かぶ昆虫を補食していました。




それはそれは優雅な貴婦人(貴公子?)の舞いでした。再度の来訪を楽しみにしておきます。



2020.05.04.撮影
2020.05.04.記述





池端で

買い物の帰りに遠回りをして池端の野鳥を見てきました。折からの寒波でこの冬一番の冷え込み。横殴りの風が吹く中の観察です。人の出がないので、日頃は隠れていがちな野鳥の姿を認めることができました。 ヒクイナです。 タシギです。 クイナです。 晴れ間に突然カワウの一群が飛び立ったと思った...