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2020年6月24日水曜日

クロバネセイボウとホソミドリウンカ

マコモの林にクロバネセイボウを見てから約1週間が経ちます。毎日観察に行くわけではありませんが、晴れた日ならばほぼ確実にクロバネセイボウを目にすることができます。何のためにここにいるのか?いつも忙しく動き回っているのですが、時折しばらく動きを止めることがあります。そのようなときには、傍に白い小さな虫がいることがあります。クワキジラミのように糸状のワックス質の物質を出しています。これを調べたところ、ホソミドリウンカの幼虫(おそらく終齢幼虫)であることがわかりました。ひょっとしたらクロバネセイボウはこの幼虫を食べて卵を作るタンパク質を摂取しているのかもしれません。あくまでも想像ですが。

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背後にホソミドリウンカが見えます。

こちらは左横と腹部の下に隠れて。

2020.06.15. &2020.06.22.撮影
2020.06.23.記述


2020年6月16日火曜日

セイボウの仲間

青い蜂「青蜂」と書いてセイボウと読みます。今日は午前中の仕事を終えて午後から出かけたところ、公園の池に生えているマコモの葉にきらきらと光るものが。よく見るとセイボウです。二匹います。オオセイボウよりは小さい青い蜂で、おそらくクロバネセイボウかと思います。セイボウは他の蜂の巣に寄生する寄生蜂ですが、成虫は花の蜜を吸っているはずです。しかしこの二匹はアシナガバチ顔負けに、獲物を探すように葉表葉裏とせわしなく動き回っていました。何か意味があるのでしょう。

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セイボウ類の体表は金属のような光沢を持ち、光の当たり方によって青や緑に光ります、体表面に刻まれた多数の点刻(点状のくぼみ)の造形も素晴らしいです。
 
  


 腹部先端に4つの突起があり、これでクロバネセイボウとわかります。


虫嫌いの人も、この蜂の姿には息をのむでしょうね。

2020.06.15.撮影
2020.06.15.記述





京北の林内探索

京北の樹木植物に詳しい方に案内していただいて、ホンゴウソウを探しに行きました。昨年枯れたものを見つけられたとか。目的の場所に行くと、Bingo!約20株ほどが集まって、周囲にもまばらに生えていました。ヒノキ林の林床です。そこから冬虫夏草探索に切り替え、ムシヒキアブのアナモルフ、ガ...