2020年6月16日火曜日

セイボウの仲間

青い蜂「青蜂」と書いてセイボウと読みます。今日は午前中の仕事を終えて午後から出かけたところ、公園の池に生えているマコモの葉にきらきらと光るものが。よく見るとセイボウです。二匹います。オオセイボウよりは小さい青い蜂で、おそらくクロバネセイボウかと思います。セイボウは他の蜂の巣に寄生する寄生蜂ですが、成虫は花の蜜を吸っているはずです。しかしこの二匹はアシナガバチ顔負けに、獲物を探すように葉表葉裏とせわしなく動き回っていました。何か意味があるのでしょう。

*****

セイボウ類の体表は金属のような光沢を持ち、光の当たり方によって青や緑に光ります、体表面に刻まれた多数の点刻(点状のくぼみ)の造形も素晴らしいです。
 
  


 腹部先端に4つの突起があり、これでクロバネセイボウとわかります。


虫嫌いの人も、この蜂の姿には息をのむでしょうね。

2020.06.15.撮影
2020.06.15.記述





0 件のコメント:

コメントを投稿

イヌコリヤナギ

年初に広沢池で一枝手折ってきたイヌコリヤナギが開花しました。小さくて、ネコヤナギほどは猫っ毛がありませんが、かわいらしい小さな花です。折から今夜は全国的に寒波の襲来で降雪や凍結が予報されています。暖房の効いた部屋の中だけは、一足早く早春の装いです。 ネコヤナギとはしべの色や形も微...