2020年6月17日水曜日

イシガケチョウ:その後

今朝イシガケチョウが蛹化しました。産卵が6月4日でしたので、産卵から蛹化まで13日、孵化が7日でしたので、孵化から蛹化まで9日です。これまでそれほど多くの蝶や蛾を飼育してきたわけではありませんが、これは間違いなく最速です。この速度で繰り返すと、産卵から羽化を一年間にいったい何度繰り返すことになるのでしょうか。とにかく驚きです。

蛹化したサナギは、半日すると茶色く変色して、枯れ葉と見まごうばかりの形に変化しました。また、体が妙にねじれて、どの方向から見ても枯れ葉です。卵から外界と隔離して育てているので、その恐れはないと思いますが、万一にもねじれているのは寄生虫などのせいかな、と思ってネットの画像を検索してみると、他にも例が見えますので、この蝶一流の高度な擬態技術なのでしょう。

とにかく初めての事ばかりなので、よくわかりませんが、大変興味深いです。

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イシガケチョウのサナギ第一号です。

すでに羽の石垣模様が見えています。

側面からのショット。


頭部です。

触角になるのでしょうか。頭部の突起部分は、この時点ですでに左右に分かれています。

頭部。

腹部。

 そして、尾部です。

私にとっては珍しいので、これもVIP扱いで成虫になるのを楽しみにしておきます。ちなみに、幼虫時代に消費した葉の枚数は、2.5枚でした。

2020.06.16.撮影
2020.06.16.記述


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