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2022年8月5日金曜日

雨後の夜:Evening after the rain

 久々に夕刻まとまった雨が降りました。夜半に敷地内を生きものチェックに出かけると、色々と現れています。乾燥した日々が続いたので、この湿り気を利用して出てきたようです。セミの幼虫の羽化、キリギリスの産卵の他に、ヤモリの餌取りなどです。

同時に色々な段階の羽化の様子が観察できます。すべてアブラゼミでした。クマゼミの羽化は一段落、ということでしょうか。




キリギリスの産卵です。草地にも産むのでしょうが、毎年アスファルトの裂け目にも産んでいます。

灯火に寄ってくる昆虫を狙うヤモリ。いかにもヤモリらしい姿勢です。

自宅庭にはカラスウリの花が咲いていました。今年は雄株だけ生えてきました。雌株がないのが残念です。

Photos 2022-08-03

2021年8月30日月曜日

ヤモリの子

ピロティの自転車置き場の床、何か素早く走るものがありました。小さなヤモリです。今夏生まれたのでしょうか。10cmほどの体を揺すってすばしこく走ります。プランターの前に追い詰められると、ピョンと飛び移って反対側に回り込みました。垂直の壁も何のその。指先にナノ単位の細毛が生えていてそれで壁に吸着するということです。

この吸着力はファンデルワールス力として知られる現象によってひきおこされます。ナショジオの記事によれば、この力は「ある原子中の電子が磁場を生み出し、この刺激によって隣接する原子中の電子が引き付けられるとき」発生する力だそうです。

すでにこの力を応用したテープも発売されているようです。下は2012年の日経新聞の記事。

「ヤモリの足」から生まれた最先端のテープ

そして、2014年のナショジオの記事には、吸着解除の仕組みが明らかにされたとあります。

ヤモリ、足裏の吸着と解除のしくみ解明

2011年のミッション・インポッシブル:ゴーストプロトコルでは、ドバイのブルジュ・ハリーファ・ビルのガラス窓を登るイーサン・ハントが描かれますが、これはこのヤモリの足の研究を先取りしたものでしょう。

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小さいヤモリです。

このギャップを飛び超えました。

影に潜んで様子をうかがっています。かわいいです。

2021-08-26 撮影

池端で

買い物の帰りに遠回りをして池端の野鳥を見てきました。折からの寒波でこの冬一番の冷え込み。横殴りの風が吹く中の観察です。人の出がないので、日頃は隠れていがちな野鳥の姿を認めることができました。 ヒクイナです。 タシギです。 クイナです。 晴れ間に突然カワウの一群が飛び立ったと思った...