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2025年8月6日水曜日

ヤモリの子

ピロティの自転車置き場にヤモリの子を見つけました。日陰とはいえ炎暑の日中、人の姿にタイルの上を逃げますが、元気がありません。保護してシャーレの中に入れ、水分を補給してみました。

約1時間後、少し元気になったようなので、捕まえたショウジョウバエを与えてみましたが、舌なめずりはしますが、飛びかかることはしません。


元気になると動作が機敏になり、家の中で逃げ出すと後が大変なので、見つけた場所近くの桜の古木に止めました。


すると、しばし大人しく止まっていましたが、次の瞬間木肌に空いた狭い穴に吸い込まれるように逃げ込みました。穴の中に何がいるのか確認もせずに、大胆というか、無謀というか、それで生き残るか否かもこの子ヤモリの選択と運命ですね。

2025-08-05

2022年8月5日金曜日

雨後の夜:Evening after the rain

 久々に夕刻まとまった雨が降りました。夜半に敷地内を生きものチェックに出かけると、色々と現れています。乾燥した日々が続いたので、この湿り気を利用して出てきたようです。セミの幼虫の羽化、キリギリスの産卵の他に、ヤモリの餌取りなどです。

同時に色々な段階の羽化の様子が観察できます。すべてアブラゼミでした。クマゼミの羽化は一段落、ということでしょうか。




キリギリスの産卵です。草地にも産むのでしょうが、毎年アスファルトの裂け目にも産んでいます。

灯火に寄ってくる昆虫を狙うヤモリ。いかにもヤモリらしい姿勢です。

自宅庭にはカラスウリの花が咲いていました。今年は雄株だけ生えてきました。雌株がないのが残念です。

Photos 2022-08-03

2021年8月30日月曜日

ヤモリの子

ピロティの自転車置き場の床、何か素早く走るものがありました。小さなヤモリです。今夏生まれたのでしょうか。10cmほどの体を揺すってすばしこく走ります。プランターの前に追い詰められると、ピョンと飛び移って反対側に回り込みました。垂直の壁も何のその。指先にナノ単位の細毛が生えていてそれで壁に吸着するということです。

この吸着力はファンデルワールス力として知られる現象によってひきおこされます。ナショジオの記事によれば、この力は「ある原子中の電子が磁場を生み出し、この刺激によって隣接する原子中の電子が引き付けられるとき」発生する力だそうです。

すでにこの力を応用したテープも発売されているようです。下は2012年の日経新聞の記事。

「ヤモリの足」から生まれた最先端のテープ

そして、2014年のナショジオの記事には、吸着解除の仕組みが明らかにされたとあります。

ヤモリ、足裏の吸着と解除のしくみ解明

2011年のミッション・インポッシブル:ゴーストプロトコルでは、ドバイのブルジュ・ハリーファ・ビルのガラス窓を登るイーサン・ハントが描かれますが、これはこのヤモリの足の研究を先取りしたものでしょう。

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小さいヤモリです。

このギャップを飛び超えました。

影に潜んで様子をうかがっています。かわいいです。

2021-08-26 撮影

京北の林内探索

京北の樹木植物に詳しい方に案内していただいて、ホンゴウソウを探しに行きました。昨年枯れたものを見つけられたとか。目的の場所に行くと、Bingo!約20株ほどが集まって、周囲にもまばらに生えていました。ヒノキ林の林床です。そこから冬虫夏草探索に切り替え、ムシヒキアブのアナモルフ、ガ...