2021年8月30日月曜日

ヤモリの子

ピロティの自転車置き場の床、何か素早く走るものがありました。小さなヤモリです。今夏生まれたのでしょうか。10cmほどの体を揺すってすばしこく走ります。プランターの前に追い詰められると、ピョンと飛び移って反対側に回り込みました。垂直の壁も何のその。指先にナノ単位の細毛が生えていてそれで壁に吸着するということです。

この吸着力はファンデルワールス力として知られる現象によってひきおこされます。ナショジオの記事によれば、この力は「ある原子中の電子が磁場を生み出し、この刺激によって隣接する原子中の電子が引き付けられるとき」発生する力だそうです。

すでにこの力を応用したテープも発売されているようです。下は2012年の日経新聞の記事。

「ヤモリの足」から生まれた最先端のテープ

そして、2014年のナショジオの記事には、吸着解除の仕組みが明らかにされたとあります。

ヤモリ、足裏の吸着と解除のしくみ解明

2011年のミッション・インポッシブル:ゴーストプロトコルでは、ドバイのブルジュ・ハリーファ・ビルのガラス窓を登るイーサン・ハントが描かれますが、これはこのヤモリの足の研究を先取りしたものでしょう。

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小さいヤモリです。

このギャップを飛び超えました。

影に潜んで様子をうかがっています。かわいいです。

2021-08-26 撮影

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