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2019年8月25日日曜日

精霊トンボ、精霊バッタ

この季節になると精霊(しょうりょう)と名のつく昆虫が現れるようになります。ショウリョウトンボと、ショウリョウバッタです。精霊とは死者の霊のこと。それを送る頃、初秋に現れる虫たちです。

一般にショウリョウトンボはウスバキトンボのことを言うようですが、京都ではハグロトンボを「オショライトンボ」などと読んでショウリョウトンボとするようです。都市化した京都の町中の鴨川などにもよく見ます。

昔の京都では、親たちが子どもたちに、この季節のオショライトンボを捕らえたりすることを戒めたりしたそうですが、今ではどうなのでしょうか。

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これが一般的にショウリョウトンボと言われるウスバキトンボ。この季節にたくさん飛びます。アキアカネと取り違えられて、赤とんぼなどと呼ばれることもあります。薄黄色のトンボで、それこそ魂のように軽く、はかなさのあるトンボです。2019.08.22.撮影

 こちらはショウリョウバッタ。メスの方がオスの10倍ほどの重さです。メスは動きが鈍くて捕まりやすく、長い後ろ足を持つと、はねようとしてピクンピクンと体を揺らせるので、コメツキバッタとも呼ばれ、オスの方は飛ぶときにキチキチと音を立てるので、キチキチバッタとも呼ばれます。2019.08.21.撮影

これはメスの茶色型。数的には少ないですが、このような茶色型のオスメスもいます。2019.08.22.撮影
猛暑が和らいだと思ったら、秋雨前線の停滞で、にわか雨と高湿度の毎日です。

2019.08.22.記述





池端で

買い物の帰りに遠回りをして池端の野鳥を見てきました。折からの寒波でこの冬一番の冷え込み。横殴りの風が吹く中の観察です。人の出がないので、日頃は隠れていがちな野鳥の姿を認めることができました。 ヒクイナです。 タシギです。 クイナです。 晴れ間に突然カワウの一群が飛び立ったと思った...