ラベル イチョウ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル イチョウ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2022年7月29日金曜日

自宅の周りで:Srolling around the premises

昨日来腰痛が厳しいので、運動は午後遅くからの自宅周辺の散策にとどめました。カメラを肩に築山や植え込みをめぐると、それなりに生きものたちの息づかいが聞こえます。

ユキヤナギに止まるヤマトシジミです。ホシミスジが飛び回っているので、幼虫がいるはずだと探すのですが、未だに見つけられません。

池の周辺にはハグロトンボが数頭舞っています。池は大きくなく、大小のコイがいるので、池で繁殖したとは思えません。近くの水路で羽化したものが飛来しているのでしょうか。

体の割に長い足、その足に密生する棘が印象的です。これを広げると大きなバスケットのようになり、これで昆虫を捕まえるのでしょうね。

サルスベリの花盛りです。

アベリアの花にはホシホウジャクが吸蜜に訪れていました。




銀杏の雌木です。今年は実りが良いようです。


Photos 2022-07-28

2020年4月23日木曜日

ツマキチョウ(メス)

ツマキチョウのメスを確認しました。というか、双眼鏡と望遠レンズで眺めたという方が正確でしょう。天候を見計らって午後半ばに公園に出かけ、サルスベリの高い枝に止まったツマキチョウを見上げました。距離は5メートルほどあったでしょうか。少々の風が吹いても飛び立つ気配はなく、風見鶏のように止まったままです。羽裏の網目模様は、枝に止まると枯れ葉としか見えません。

そのほかヤマトシリアゲ、モンカゲロウなどを観察しました。いよいよ虫たちが、漢字そのもののように、蠢いています。

*****

ツマキチョウのメスです。曇天の夕刻で気温が下がり、夜を個々で過ごすことに決めたようです。

ヤマトシリアゲ。春型は黒い色をしています。秋型は飴色で、ベッコウシリアゲとも呼ばれます。これはオス。メスは腹部が太く、尾部のサソリのような反り返りがありません。


モンカゲロウ。これは亜成虫です。陽炎の仲間は亜成虫の形で水中から飛び立ち、草木に止まって最後の脱皮をして成虫になります。

アラカシの花です。垂れているのが尾花。

赤く丸い突起のようなものが雌花です。

拡大したところ。二股に分かれた柱頭は堅果にも残ります。

銀杏の尾花。

ナラガシワの花です。垂れているのは尾花。

これが雌花です。

ウバメガシワの花。

垂れているのが尾花で...

葉の間から覗いているのが、雌花です。

マコモが芽生えてきました。

こちらはキショウブ。美しい花を咲かせますが、日本の侵略的外来種ワースト100 指定種に指定されています。在来のアヤメ属との交雑が懸念されるということです。残念ですね。


2020.04.20.撮影
2020.04.20.記述


2018年3月19日月曜日

小林路子:菌類画の世界

小林路子:菌類画の世界の紹介パンフレットをいただいた。3月25日まで、美術館「えき」KYOTOで開催中だそうだ。A4版のパンフレットに掲載されている図版だけでも十分に美しいので、原画はさぞかし素晴らしいだろうと思う。

以前英国に滞在していた頃、図鑑をシリーズで買い求めたが、挿絵画家が複数いるにもかかわらず、挿絵の構図やトーンが複数の作者を感じさせないほど統一されていた。挿絵画家は一種の職人であり、個性を前面に出さないのが伝統なのだろうかと思った。

小林氏の絵をほかの菌類画と比較したわけではないが、自然光の下でできる影がなく、あくまでも精緻でボケのない絵は、キノコの湿り気がなく、香りも感じさせない。生きたままドライにしたような乾燥感がある。生身のキノコを感じさせないのが、この作家が広く受け入れられる理由なのかもしれない。

今日は一日ぐずついた小雨の日。にもかかわらずサクラのつぼみは確実にふくれている。銀杏の木の芽も膨らんできたので、写真を掲載しておきます。

サクラです。花びらのピンクが見えてきました。

銀杏です。昨年の葉痕がまだはっきりと残っています。



京北の林内探索

京北の樹木植物に詳しい方に案内していただいて、ホンゴウソウを探しに行きました。昨年枯れたものを見つけられたとか。目的の場所に行くと、Bingo!約20株ほどが集まって、周囲にもまばらに生えていました。ヒノキ林の林床です。そこから冬虫夏草探索に切り替え、ムシヒキアブのアナモルフ、ガ...