とは言いつつも、自宅に帰ってそのときの感慨を再体験したければ、やはり良い写真を撮ってそれを眺めるのが一番です。その点で、良い撮影機材はやはり欲しいもの。しかし、良い機材は概して重い。いくら良い機材があっても体力的に重いレンズと三脚を担いで出かけるのはかなり厳しくなりました。土門拳のようにアシスタントを雇うような身分はなし...なかなか悩ましいところです。
先般クイナが出たところは道路からあまり離れていないので、長くお蔵入りしていたレンズを持って出かけました。重い、かさばる、つらい(三脚禁止なので手持ちです)...はありましたが、何とか撮れた写真は抜群の解像度で、羽毛の1本1本までがくっきりと見え、濡れた嘴のつややかさも光ります。野鳥を手元に見るような迫力があります。こうなると、必要なのは...老体にむち打つ筋トレでしょうか。
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2021.01.30.撮影
2021.02.03.記述