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2022年7月11日月曜日

深泥池のトンボたち(3):Dragonfles at Mizorogaike Pond (3)

市内からの帰りに深泥池に立ち寄り、トンボを見てきました。先般訪れたときには60ミリのマクロレンズしか持ち合わせがなかったのですが、今回は40-150ミリ、加えてメスの姿を撮る意気込みで向かいました。

早速キイトトンボのメスが交尾をしているところに遭遇、すぐに分かれると産卵を始めました。水面からかなり高いところに産み付けたり、水中に産み付けたり、色々な場所に少しずつ産み付けています。


ハッチョウトンボもすぐに見つかりました。横と前から撮ってみます。オスは2匹出てきました。


続いてメス。メスは計4匹でした。望遠ズームもあるので、今日は楽しく撮影できます。



ショウジョウトンボです。

先般は乱舞していたチョウトンボ。今日は求愛行動が頻繁に見られました。

キイトトンボのペアです。

頭上ではニイニイゼミの懐かしい鳴き声と姿が。

水際の草刈りがあったためか、ベニイトトンボは極端に少なかったです。

再びチョウトンボ。

再びキイトトンボ。

Photos 2022-07-10

2022年6月30日木曜日

深泥池のトンボたち:Dragonfles at Mizorogaike Pond

仕事の帰りに深泥池に立ち寄りました。1ヶ月前にはトンボ類があまり出ていなかったのですが、今日は数も種類も多くて良かったです。トンボは生態系の頂点にある昆虫で、その数や種類の多さは、環境の健全さの証明になります。

午後4時過ぎ、チョウトンボが十数羽群れ飛んでいました。



ハッチョウトンボ(♀)です。


ハッチョウトンボ(オス)です。

このほかにも、キイトトンボ、ベニイトトンボ、ショウジョウトンボなどが見つかりました。

Photos 2022-06-29

2020年5月29日金曜日

ハッチョウトンボを探して

今日明日と晴天が予報され、湿度も低いという予報が出ています。梅雨前に遠出をする良い機会ですので、ハッチョウトンボを見に行ってきました。ハッチョウトンボを見るのは2回目、初回はよく知った方々に連れて行ってもらったのですが、自分で探しに行くのは今回がはじめてでした。しかも初めての場所です。

現地に着いてあちこち探し回ったのですが、なかなか見つかりません。サイズ感がつかめないからでしょう。もう一度サイズを念頭に探すと、結局探し始めた場所に数匹がいました。

子供の頃のトンボはとにかく大きいものを捕りたくて、ヤンマばかり狙っていました。ハッチョウトンボはいたのかいなかったのか、よくわかりません。いたとしてもおそらく関心を持たなかったと思います。山里で田畑に山が迫り、清流が山から直接農業用の水路に流れ込むような環境は、ハッチョウトンボが棲むには少々清涼すぎていたかもしれません。また、このトンボが注目を集めるようになったのは、高度経済成長が環境に甚大な影響を与えた反省が始まった1980年代からだったと記憶しています。

*****

真っ赤なのはオスです。体長は2センチに満たないほど。小さいだけで十分かわいいのですが、目が赤色です。これが黒色だったらもっとかわいいのでは...などと思ってしまいます。 


よく見ると右の羽に損傷があります。他のトンボなどに狙われたのでしょうか。

こちらがメス。黄色と黒の典型的な虎模様で、草を背景にすると紛れて見えなくなります。

子供の頃よく遊んだ田舎の小川では、川底の泥を救うと、わき出すようにヤゴが這い出してきました。休みの日に早起きして川沿いに本家まで歩くと、あちこちでオニヤンマが羽化しており、わずか800 mほど歩く間に羽化したオニヤンマを指に1本ずつ止まらせ、本家に着く頃には10本全部の指にオニヤンマが止まっていることもありました。

トンボは捕食者、昆虫の生態系の頂点に君臨します。しかも、ほぼ1年間を水中で過ごすために、水質劣化の影響をまともに受けます。トンボの飛び交う水辺というのは、健全な生態系が存在する証でしょうね。

2020.05.28.撮影
2020.05.28.記述




池端で

買い物の帰りに遠回りをして池端の野鳥を見てきました。折からの寒波でこの冬一番の冷え込み。横殴りの風が吹く中の観察です。人の出がないので、日頃は隠れていがちな野鳥の姿を認めることができました。 ヒクイナです。 タシギです。 クイナです。 晴れ間に突然カワウの一群が飛び立ったと思った...