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2022年4月20日水曜日

モモスズメ:Marumba gaschkewitschii

今年もまたこの季節になりました。駐輪場の自転車のタイヤにモモスズメが止まっています。モモスズメの食草はバラ科の樹木。駐輪場は周囲を桜の木で囲まれています。毎年晩夏になるとモンクロシャチホコが大発生するのですが、時折大きなモモスズメの幼虫が地面を這っているのを見かけることがあります。今回の個体は、昨年の秋土中でサナギになったのが無事に羽化したものでしょう。大型のスズメガは、人や野鳥によって駆除されたり餌にされたりして、成虫にまで至るものは年々少なくなっていると感じています。

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Photos 2022-04-19

2020年5月27日水曜日

お客様の来訪

夜の散歩に出かけようとしたら、玄関にお客様。モモスズメが入り口の壁際に。ここにいては虫嫌いの輩が何をするやらわかりませんので、そっと桜の木に待避してもらい、じっくり観察しました。羽化したばかりでしょうか、つややかで完璧な個体です。

モモスズメは一昨年この桜の木の下で、終齢幼虫が土に潜ろうと這い回っていたのをレスキューした記憶があります。その子孫(?)かもしれません。幼虫は本来薄緑色ですが、終齢幼虫は若干色が変わることもあり、うっすらピンク色だったことを覚えています。モモスズメの「モモ」は、本来成虫の後翅が桃色を帯びていることから来るのですが、幼虫も桃色をしているのを見て愉快でした。

今回の個体も後翅の桃色を確認したかったのですが、あまりにも気品があり、おどかす気になれなくて、そっとそのままにしておきました。朝にはどこかに旅立ってしまいました。これも一期一会の出会いです。

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桜の古木に止まってもらいました。おなかが大きいのでメスでしょうか。ちょうどステルス爆撃機のような三角翼の姿です。

羽がなめし革のようにつややかに光って、しっとりした厚みを感じさせます。

横顔もなかなか器量よし。

アップにも耐えます。

まだ幼虫から育てたことがないので、一度できれば卵から飼育してみたいものです。

2020.05.25.撮影
2020.05.26.記述



京北の林内探索

京北の樹木植物に詳しい方に案内していただいて、ホンゴウソウを探しに行きました。昨年枯れたものを見つけられたとか。目的の場所に行くと、Bingo!約20株ほどが集まって、周囲にもまばらに生えていました。ヒノキ林の林床です。そこから冬虫夏草探索に切り替え、ムシヒキアブのアナモルフ、ガ...