モモスズメは一昨年この桜の木の下で、終齢幼虫が土に潜ろうと這い回っていたのをレスキューした記憶があります。その子孫(?)かもしれません。幼虫は本来薄緑色ですが、終齢幼虫は若干色が変わることもあり、うっすらピンク色だったことを覚えています。モモスズメの「モモ」は、本来成虫の後翅が桃色を帯びていることから来るのですが、幼虫も桃色をしているのを見て愉快でした。
今回の個体も後翅の桃色を確認したかったのですが、あまりにも気品があり、おどかす気になれなくて、そっとそのままにしておきました。朝にはどこかに旅立ってしまいました。これも一期一会の出会いです。
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桜の古木に止まってもらいました。おなかが大きいのでメスでしょうか。ちょうどステルス爆撃機のような三角翼の姿です。
羽がなめし革のようにつややかに光って、しっとりした厚みを感じさせます。
横顔もなかなか器量よし。
アップにも耐えます。
まだ幼虫から育てたことがないので、一度できれば卵から飼育してみたいものです。
2020.05.25.撮影
2020.05.26.記述
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