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2021年6月25日金曜日

トウネズミモチの開花(本格的開花)

トウネズミモチの開花が始まりました。開花時期にはじめて、これほどの規模でこの樹木が広がっていることを認識できます。まさに至る所にあります。もともと中国原産の樹木だそうですが、垣根や街路樹に使われ、多産な果実を鳥に運ばれて、まさにomonipresentの状態です。花期には多くの昆虫が訪れ、果実は鳥の食料となりますので、これだけ多くなると、日本の生態系の一部になってしまったと言っても良いのでしょうね。

今日はこの木の周りに多数のアブのような虫がホバリングしていました。かろうじて写真を撮ると、ツマグロキンバエのようです。あの、眼がシマシマのハエです。なぜホバリングしていたのかはよくわかりませんが、おそらくオスがメスの訪花を待っていたのでしょう。

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露出不足ですが、花序のかたまりです。円錐花序に多数の花を付けます。

拡大です。長い雄しべを突き出して、多数の花が咲きます。これが秋になると、ブドウの房のように多数の果実を実らせます。その重みで枝がしなります。

これがツマグロキンバエ。眼が光の干渉のためでしょうか、シマシマになっているのが特徴です。拡大すると、なかなかユニークな顔つきです。

2021-06-24 撮影

2021年6月23日水曜日

トウネズミモチの開花

トウネズミモチの開花が始まりました。モクセイ科イボタノキ属の木は春先から花を付けますが、この付近ではコミノネズミモチから始まり、イボタノキ、ネズミモチを経てようやくトウネズミモチが咲き始めました。この木は野鳥によって実が散布され、至る所に生えています。樹高5メートルを超える大きな木もあり、これにびっしりと白い花が咲き、その後濃い紫色から黒色の実を、これまたびっしりとブドウの房のように付ける姿があちこちで見られます。花期には蜂や蝶などの貴重な蜜源にはなるものの、旺盛な繁殖力に若干腰が引けそうになります。

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2021-06-22 撮影


池端で

買い物の帰りに遠回りをして池端の野鳥を見てきました。折からの寒波でこの冬一番の冷え込み。横殴りの風が吹く中の観察です。人の出がないので、日頃は隠れていがちな野鳥の姿を認めることができました。 ヒクイナです。 タシギです。 クイナです。 晴れ間に突然カワウの一群が飛び立ったと思った...