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2020年9月3日木曜日

清滝探訪(続き)

昨日網羅できなかった部分を補足しておきます。

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この植物もよくわかりません。メモとしてポストしておきます。

オオセンチコガネがコケの上を歩いていました。日本のスカラベです。色の変化の大きい虫ですが、これは赤味がかっています。


シロオビドクガのメスです。檜の枝に止まっていました。

ハキリバチの食痕です。かわいらしいフィールドサイン。葉を切る様子を昨年目撃しました。


谷川にはサワガニが多数。流れのゆるやかな場所の石の下に、石一つめくると一匹は必ずいるという感じでした。

今年生まれたと思われる小さい個体です。二匹仲良く隠れていました。

これは流れの外に。

これはシオヤアブでしょうか。尾部が隠れているのでよくわかりませんでした。

シシガシラの胞子葉です。こちらが表。

こちらが裏。ソーラス(胞子嚢の集合)が見えています。

これはミヤマウズラ。小型の蘭です。


ルリタテハが産卵していきました。葉はサルトリイバラ。

拡大します。

再び、シシガシラ。シダの葉には他の植物にはない静かな魅力があります。

あちこちにスズメウリが咲いています。これも雄株。

これは在来種のヌスビトハギ。ちいさな花ですが、趣があります。

川沿いにほぼ花の終わったセンニンソウが一株ありました。

子房が膨れてきます。

花柱が長く伸びてきます。これにやがて仙人の長い毛を伴います。

イタドリの開花が始まっていました。


これはオニドコロ。雄花です。



昨日も紹介した、ホウネンタワラチビアメバチの繭です。名前と形が面白いので、再掲します。

アズマヤマアザミでしょうか。

 2020.08.29.撮影
2020.09.02.記述


2020年9月2日水曜日

清滝探訪

炎暑を避けて午後から清滝に行ってきました。さすがに下界よりは気温が低く、流れに足をつけると極楽です。

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渓流沿いにミンミンゼミの大合唱。近くで大声で鳴くのに、カメラを向けるとさっと飛んでいきます。他のセミに比べて野性味が強く感じます。

タケニグサの実が実りはじめていました。

オオハンゲ。テンナンショウの仲間です。

これは何でしょう?よくわかりませんが、印象に残ったので一枚。

斜面にスズメウリの花が咲いていました。日陰ですし、雄花ばかりですので、果実は期待できません。

ちいさなオトシブミの姿もありました。ヒメクロオトシブミでしょうか。

これはおそらくボロギク。ダンドボロギクでしょうか。まともな花を咲かせずに実をならします。

コバノガマズミでしょうか。実はまだ青いです。


イチモンジカメノコハムシのサナギの抜け殻です。

コツクバネウツギ。果実の形が面白い。



これは初めて見ました。ホウネンタワラチビアメバチの繭です。蛾の幼虫に寄生し、体空這い出して空中に繭を作ります。小枝から15 cmほどぶら下がって繭を作ります。いったいどのように作るのでしょうか。

2020.08.29.撮影
2020.09.01.記述



京北の林内探索

京北の樹木植物に詳しい方に案内していただいて、ホンゴウソウを探しに行きました。昨年枯れたものを見つけられたとか。目的の場所に行くと、Bingo!約20株ほどが集まって、周囲にもまばらに生えていました。ヒノキ林の林床です。そこから冬虫夏草探索に切り替え、ムシヒキアブのアナモルフ、ガ...