調べてみると、バラハキリバチのようです。先般キンカンの木に吸蜜していたものよりは少し小ぶりで、ニホンミツバチよりも少し大きい感じです。キビキビと動き回るところは、今あちこちで飛び回っているトモンハナバチと同様です。動作に無駄がなく、迅速で、見ていて実に気持ちが良いです。調べてみると、双方ハキリバチの仲間(ハキリバチ科)ということで、納得しました。
しばらくすると、近くの別の木の若葉も切り取って、同じように運んでいきました。巣を地中に作るようですが、出入り口は見当たらず、観察できませんでした。
切り取られた部分の大きさからして、6月25日にコナラの木に見た食痕も、この蜂の仕業だと思われます。
ウマノスズクサにかぶりついています。この草の持つ毒は大丈夫なのでしょうか。
葉を器用に巻きながら切り取っていきます。
ハイ、できあがり。
葉を離れるとき、葉の重みでいったん体が下がります。ぐっと踏ん張って、巣に向かって元気に飛んでいきました。
近くの木の若葉も切り取って行きました。食痕のサイズでおおよその体の大きさが分かります。
ウマノスズクサの葉裏では、いつものようにジャコウアゲハの幼虫が仮眠中。いよいよゴジラに似てきました。今日は近くの方に7匹を里子に出しました。丈夫に育ってくれることを期待しています。
2019.07.09撮影
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