2019年7月12日金曜日

あかねさす(その2)

6月18日に書いたアカネですが、蔓は伸びてくるのですが、なかなか開花しませんでした。そこへ1週間前に突然草刈りが入って、ああ、哀れ!ほとんどの株が全滅してしまいました。しかし、わずかに残ったものがあったので、再度観察に出かけました。草刈り直後はしおれたものが多くて気づかなかったのですが、1週間経過し、しおれたものが枯れ草になると、元気なものが見えてきました。

草刈りの際に短く刈られてしまった株から新たに10cmほどの新芽が出ているもの、あるいは、これまで気づかなかった場所に生えている株など様々です。もうしばらく待てば開花が見られると思います。決して目立つ花ではありませんが、期待したいと思います。

刈り取りを免れた株です。蕾ができているようですが、なかなか咲きません。


刈られた蔓が途中で根を生やしていて、そこから新たな芽生えがありました。



これまで気づきませんでしたが、コンクリートの間から未生によって新たな株ができているようです。結構たくましい植物です。

近くの公園のアキニレの根元に、大きなキノコが開いていました。

直径はゆうに15cmはあります。

襞はきれいな放射状です。キノコと言えば松茸などの生える秋、というイメージが強いですが、十分に水分が供給される梅雨時もまた、キノコのシーズンです。
2019.07.10撮影
2019.07.11記述



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