2021年2月2日火曜日

キティちゃん顔のイモムシ:ゴマダラチョウの越冬幼虫

昨年は2月末にゴマダラチョウの越冬幼虫を探しに出かけましたが、今年はひと月早めに探してみました。そのときのメモです。

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ゴマダラチョウの幼虫の食樹はエノキです。河川敷でこれ、と目星をつけておいたエノキの根元の葉をそっとめくっていきます。探すこと約10分、見つかりました!下の写真の中にいるのですが、わかりますか?


少し拡大。

さらに拡大。見えてきました。

これが越冬幼虫です。糸座を作ってしっかり葉にしがみついています。体長は約1.5センチ。小さめの幼虫です。

葉を少し曲げて顔を見せてもらいましょう。

なかなかかわいいキティちゃん顔です。

寒さのためかほとんど動きません。冬越しの期間はあと2ヶ月あまりあります。それにしてもこんな小さな幼虫がエノキの梢から大木を降りてきて、また登って行くとは、ちょっと想像ができません。小さな体に秘められた大きな命の力を感じます。

2021.01.31.撮影
2021.02.01.記述





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