2020年2月13日木曜日

琵琶湖紀行:水鳥たちに会いに

同好の方たちと琵琶湖の東岸に水鳥の姿を求めました。鴨の姿はずいぶん少なかったです。北紀行が始まったのでしょうか。それでも、2カ所で複数のミコアイサ、多数のタゲリ、ヤマセミ、オシドリなど、見たい鳥はほとんど網羅できた一日でした。

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草津水鳥観察所では、北紀行に備えて体力をつけてもらおうと、鴨たちに麦を撒いていました。麦は熱処理をして芽止めをしてあるそうです。ところ変われば野鳥への接し方も異なります。

オナガガモが主ですが、ユリカモメも混じっています。


餌にダッシュする鴨たち。

冠雪した比良山系が美しいです。

浮かぶカモたちの姿は、一頃よりはずいぶんと少なかったです。手前にキンクロ、背後にオオバン。


ミコアイサポイントでは3羽のオスを確認できました。



 タゲリポイントでは約30羽を確認できましたが、なかなか敏感な鳥たちで、人影を嫌います。車の中からの撮影で寄ることができました。

 虹色に光る翼の羽根が美しいです。頭の飾り羽根を含めて、他の鳥にはない魅力があります。

成長してきた麦と比良連峰です。

タゲリの後ろ姿。飛翔写真はなかなかピントが合いません。

畦に咲いていたオオイヌノフグリ。もう春真っ盛りの感があります。

途中寄った池にはヒシの実がぎっしりと打ち寄せていました。ここではオニビシはほとんどありません。

手前がオニビシっぽいヒシの実。後ろは通常のもの。

この池にはバンの姿がありました。

ミコアイサは、メス2羽、オス2羽。

カルガモが仲良く寝床に入っています。

ツグミです。

近くの宿り木には実がびっしりとついていました。雌雄別株でこれが雌木。

これが雄木。

ミコアイサのオス2羽。近寄れません。

ダイサギです。

琵琶湖にとても多いトビです。今日だけで60~70羽は見たでしょう。

ジョウビタキの雌です。

そこからヤマセミポイントに移動しました。ヤマセミの姿は垣間見た程度でしたが、オシドリが20羽ほどいました。

オスの飛翔写真です。暗くてブレブレです。

雌の飛翔写真です。

欲を言えばレンジャクも見たかったのですが...欲張りすぎですね。よい鳥見の一日でした。

2020.02.12.撮影
2020.02.12.記述






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