というのは、カイガラムシをくちばしでつまみ取った瞬間に、何か粉のようなものが飛び散っているのです。必ずしもそうなるわけではありませんが、異なった個体が別々の場所でつまみ取ったカイガラムシに同じような現象が起きています。
レンジャクやその他の鳥たちとカイガラムシの関係を考えていたのですが、一方的に食べられるばかりでなく、カイガラムシたちは食べられることを自分たちの繁殖の機会としてとらえている可能性はないでしょうか。
つまり、鳥に食べられることで犠牲を払いますが、一方で鳥のくちばしや体に卵や幼生が付着して他の木や枝に広がる好機を得ている、のではないかと考えます。ひょっとしたら、レンジャクがつまみ取ったカイガラムシからこぼれる粉のようなものは、カイガラムシの卵ではないか、と想像しました。
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この日は20羽ほどの群れで訪れていました。キレンジャクとヒレンジャクがほぼ半数です。
これです。つまみ上げたカイガラムシから、何か砂のようなものがこぼれ出ています。
ピンぼけ写真ですが、これもそうです。カイガラムシから何か吹き出しているように見えます。
この日はコムクドリも訪れていました。かろうじて葉陰にその姿を認めました。
2020.04.22.撮影
2020.0424.記述
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