2020年4月27日月曜日

小さな庭で:ジャコウアゲハの産卵

小さな庭に植えてあるウマノスズクサにジャコウアゲハが産卵していました。まだ開き始めたばかりの葉に多い場合には6~7個の卵が産み付けられています。幼虫たちの旺盛な食欲を考えると、昨年同様早々にご近所に里子に出さねばならないかもしれません。

一昨年ウマノスズクサの苗をもらった育て始めた頃はジャコウアゲハの来訪はほとんどなく、昨年はじめて卵が産み付けられて総計40匹ほど育て上げ、40匹ほど里子に出しました。今年の春はおそらく20匹ほどがこの庭で羽化したと考えられます。

アゲハに帰巣本能があるかどうかは知りませんが、これほど早く産卵をみたのははじめてです。ほぼ毎日ジャコウアゲハの飛翔を目にしますので、数が増えた分、来訪も増えているのかもしれません。

今日は庭で昨年末にひこばえを採取して養生しておいた苗を2株近くの堤防の法面に移植してきました。うまく育つといいのですが。

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ジャコウアゲハの卵です。美味しそうなオレンジのコーティングは実は毒だそうで、かわいい我が子の命を守る母の愛か、はたまた、色も体も毒気を含んだチョウの落とし子か...見る目によってかわいさ度が異なります。

上掲の写真の葉裏です。

4個の「固め産み」です。まだ伸びきらない若い葉に。「これはないだろう!」と言いたいですね。母親がよほど産気づいていたのか...

地面を這うように伸びるイヌノフグリには、まだ多数の花が咲いていました。横合いに何食わぬ顔で咲いているのは、タチイヌノフグリ。だまされてはいけません。早速駆除しておきました。



いつの間にかカリンの実も大きくなってきました。今年は実のなりが少ない裏年のようです。

2020.04.25.撮影
2020.04.25.記述


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