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植物生態園の池の畔のオオカメノキが開花していました。毎年冬芽を撮るのですが、春早々と開花するために、開花時期を逸しがちでした。今年はちょうど開花の盛りをとらえることができました。ガクアジサイなどの同じように、白にピンクがかった両性花の周りに5弁の装飾花を配して、とても清楚な印象です。早春の山の中で見るとさぞかし美しいだろうと思えます。オオカメノキはレンプクソウ科ガマズミ属に属し、名前は、卵円形の葉を亀の甲羅に見立てたことから。また、「ムシカリ」の別名があるのは、この葉がボロボロになるまで甲虫によく食べられ「虫食われ」の呼び名が転訛したようです。
2020.03.29.撮影
2020.03.29.記述
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