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もっとも一般的なカワトンボ、アサヒナカワトンボのようです。沢筋にはたくさんいます。
トンボの足は驚くほど長く、そこに生えた長い毛は、足を広げると大きな網になって昆虫を捕らえます。このトンボも、時折ひらりと舞い上がり、小さなユスリカのような昆虫を捕食していました。
ヌカボシソウです。今の季節あちこちに花を咲かせ実をならせています。涼しげです。
タニギキョウです。小さな花ですが、可憐で美しい。名前の通り、キキョウの仲間です。
これはおそらくシイの木の新芽。谷筋なので大きく育たないでしょうが、季節は忘れません。
コクサギがありました。交互に2枚ずつ葉が付く、いわゆる「コクサギ型葉序」をきれいに見せています。
これはミズタビラコ。キュウリグサの仲間です。分類学的にはムラサキ科キュウリグサ属。これも薄暗い谷筋ではとても可憐な花です。
先ほども紹介したカワトンボがシダの上で休んでいます。オスの羽根は茶色系統もあるそうです。
ウスモンヒロバカゲロウがいました。生態についてはよくわかりません。
これはタツナミソウ。花の形が押し寄せる波頭に似ています。
こちらにもコクサギが生えていました。独特の葉の付き方がよくわかります。
雄木のようで、雌花は見られませんでした。花殻です。
ツリガネニンジンの蔓のようです。昨年この付近で花を咲かせていました。
アオオニグモのメスのようです。一枚の葉を往復して糸を張っていました。隠れ家を作っているようです。美しいクモです。
ヒメコウゾも咲いていました。雌花と雄花があります。
同じ個体の枝でも、こちらは雌花だけです。
帰り際に通りすがった家のイヌツゲがつぼみを付けていました。
2020.05.11.撮影
2020.05.12.記述
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