2020年5月14日木曜日

アワフキムシ

西山沢筋散策の余録です。昔はどこにでもいたのですが、最近は山裾にしか見なくなった昆虫です。

*****

アワフキムシです。久しぶりに見ました。

泡の巣の主はこれ。泡から取り出しました。蝉やカメムシの仲間で、草の維管束液を吸って栄養を取っています。体を隠すために、お尻から取り込んだ空気を粘りけのある排泄物の中に吹き出すことで泡を形成します。



お尻を突き出して空気を取り込んでいます。


拡大します。

元に戻してあげました。

2020.05.11.撮影
2020.05.13.記述





0 件のコメント:

コメントを投稿

平均棍

カやハエなどの「双翅目(ハエ目)」の昆虫には、前翅の付け根に退化した後翅が見えます。多くは先の丸まった棍棒のような形をしており、「平均棍」と呼ばれます。わかりにくい日本語ですが、英語では balancer というので、こちらの方が機能的に理解しやすいです。飛翔時には、前翅の羽ばた...