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河川敷で約20メートル離れて同じような樹齢のオニグルミの木があります。この木はあきらかに雄花が先に咲いています。すでに黒く枯れて垂れ下がっています。
雌花を見ると先端部はまだ受粉可能なようで、赤い柱頭が見えています。子房の膨らみもほとんどありません。
地上にはすでに枯れて落ちた雄花が多数。
一方こちらはもう一本のオニグルミの木。すこしくたびれてはいますが、青い雄花が垂れ下がっているのが見えます。
一方で、雌花はかなり先に開花したようで、すでに子房が大きく膨らんでいます。
一つ面白かったのは、同じ個体でも、枝が異なるとその成熟度に若干の差があることでした。これはさらに調べる必要があるかもしれません。また、雌性先熟の個体の子孫が同じ雌性先熟になるのかどうか、雄性先熟の個体の子孫が同じ雄性先熟になるのかどうか。すでに研究論文など出ている可能性がありますが、興味深いことです。
2020.05.14.撮影
2020.05.14.記述
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