京田辺市の興戸から木津川へと散策しました。このあたりは昔木津川の氾濫原だったところで、天井川が多く、辿った普賢寺川も天井川です。かつて興戸駅の京都側には天井川を近鉄の線路が通る天井川トンネルがありましたが、川の流れを変えて水を涸れさせ、一部河床と堤防を撤去して、道路を拡張しています。
周辺の水田は、冬でも十分に水の引かない湿田が多いのですが、これがケリやシギなどの水鳥を引き寄せているようです。春先の今は、田んぼごとに畦の内側に排水用の溝を掘って水を抜いて土を乾かし、トラクターで荒起こしに入る準備をしている。水田には土を乾かして土中の空気を入れ換える時期が必要なのです。
途中道に迷って飯岡(いのおか)という集落に入りました。人気のない丘の町ですが、家が立派で、いずれも豪農という感じ。後で人に聞いたところでは、この集落は昔は木津川の向こう岸にあったのだが、水害に遭ってこの高台の地に移り住んだとか。移り住んだ後、元の地に「いのか(帰ろうか)」と言っていたものが、いつの間にか、この土地の名前、「飯岡(いのおか)」になったという。なんだか信憑性のある話です。地区の一部には「飯岡城」なる場所もあります。木津川を後ろにした場所で、砦の跡だったのだろうか。いろいろと想像を刺激されます。一度このあたりの郷土史を探ってみたいものです。
by harusan
途中道に迷って飯岡(いのおか)という集落に入りました。人気のない丘の町ですが、家が立派で、いずれも豪農という感じ。後で人に聞いたところでは、この集落は昔は木津川の向こう岸にあったのだが、水害に遭ってこの高台の地に移り住んだとか。移り住んだ後、元の地に「いのか(帰ろうか)」と言っていたものが、いつの間にか、この土地の名前、「飯岡(いのおか)」になったという。なんだか信憑性のある話です。地区の一部には「飯岡城」なる場所もあります。木津川を後ろにした場所で、砦の跡だったのだろうか。いろいろと想像を刺激されます。一度このあたりの郷土史を探ってみたいものです。
ナズナです。場所によってはかなり大株になり、
もう咲き終わって、実を付け始めているのもありました。
もう咲き終わって、実を付け始めているのもありました。
オオイヌノフグリの群落です。
これだけ咲きそろうと、満天の星のようですね。
ヒメオドリコソウです。
コハコベです。花がとても美しい。
栽培されているお茶の木です。
橋の欄干下、車道との間から生えたキュウリグサです。
花はとても可憐で美しい。
ハシボソガラスが巣材を運んでいました。
カシラダカのようです。
ツクシも顔を出していました。
奥に見えるオランダミミナグサは、雑草の典型のような草で、
姿も花も目立ちませんが、花はとても美しい。
姿も花も目立ちませんが、花はとても美しい。
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