2020年6月1日月曜日

桑の木の実りの季節

桑の木の実りの季節が訪れました。昨年はカラスが我が物顔に食べていたのですが、今年はカラスの姿がなく、小鳥が訪れて心ゆくまで食べています。

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クワは現在交雑が進んで、ヤマグワかマグワかなかなか区別が難しいようです。これはヤマグワ系統の木かと思います。5月末から徐々に熟していきますが、一気に熟さないのが小憎らしいところで、ジャム作りのためにまとまった量の果実を収穫しようと思うと、何度も出かけなければなりません。

しかしながら、これは小鳥たちには福音で、持続的に長期間食料が確保できることになります。河川敷にはあちこちに桑の木がありますが、この木も実りの季節を迎えています。赤黒いものが熟している実、白っぽいものは未熟です。

スズメが食事中です。これは巣立ちしてしばらくのヒナ。

大きな体なのに、親鳥におねだりしています。


ムクドリもやってきました。

こちらの方も甘える子供に、甘い親鳥です。手前の白いお腹がヒナ。奥に黒く見えるのが親鳥です。

雀の雛には桑の実はちょっと大きすぎるようで...

もてあまし気味のところ...

いろいろとやってみましたが、飲み込もうとして、ぽろりと落としてしまいました。一人でいろいろな餌を食べるには、もうしばらくかかりそうです。

このようなほほえましい光景が日々観察できます。

2020.05.30.撮影
2020.05.31.記述



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