2021年8月28日土曜日

ホンゴウソウ

よく知った方に大まかな場所を聞いて、ホンゴウソウを探しに行きました。『京都府レッドデータブック2015』では絶滅寸前種となっています。ホンゴウソウは、ギンリョウソウなどと同じく腐生植物の一種で、葉緑素を全く持たず、植物の遺骸などから養分を取って育ちます。ただ、こちらは極小の植物です

事前に場所を聞いていたのですが、全く見たことのないものを探すのは、大変難しいということは、実際に探し始めてよくわかりました。ましてや薄暗がりの林縁で、雨もぱらつく午後遅く。ヤブ蚊の猛攻もありました。教えていただいた方に2度お電話して手がかりを頂き、ようやく発見した頃にはヤブ蚊にかなり献血した後でした。

見つからないのも無理はありません。茎の直径0.5ミリ程、高さは3~4センチ程の、地面に溶け込みそうな赤紫色の植物でした。「這いつくばらないと見えませんよ」というアドバイスはまさにその通りでした。

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手前が約3cm、後方のものは約4.5cmです。

手前のもののアップです。2つ開花しているようです。最上部がつぼみ、上部に2つ咲いているのが雄花、下部に3つイチゴのように見えるのが、雌花かあるいは雌花の咲いた後にできた果実と思われます。

このような植物がいったいどのようして進化の果てにできたのか。生きものの多様性に感動しきりでした。

2021-08-23 撮影

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