2021年8月27日金曜日

マントカラカサタケ

西山の山麓にマントカラカサタケを見に行きました。山道に入る前の竹林に、もうすでに巨大な(誇張でなく)マントカラカサタケが出ていて、驚きました。

ツバの部分に垂れ下がる被膜(傘の裏側のひだを保護していた膜です)を「マント」に見立てています。道路脇に生えたものが折られており、その柄の部分を見ると、内部が木のように固くなっています。なるほどこれだけの傘を支えるには丈夫な柄が必要ですね。

幼菌は綿棒を巨大にしたような形、柄の上部がぐーんと伸びて唐傘の形になるようです。幼菌がまだたくさんありますので、しばらく楽しめそうです。

*****

孟宗竹の脇に生えたものです。少し老熟しています。

そのアップです。

下から見上げたところ。孟宗竹も迫力ですが、このきのこも存在感があります。垂れ下がった「マント」に注目。

おそらく昨夜からけさにかけて開いたばかりの個体です。残念ながら近寄れませんでした。

幼菌です。これも近寄れませんでした。

これは道路脇に生えたもの。おられていますが、木質化したような柄の様子がよく見えます。左下は右の柄と傘が付いていた基部です。木の枝のようにしか見えません。

2021-08-22 撮影


0 件のコメント:

コメントを投稿

イヌコリヤナギ

年初に広沢池で一枝手折ってきたイヌコリヤナギが開花しました。小さくて、ネコヤナギほどは猫っ毛がありませんが、かわいらしい小さな花です。折から今夜は全国的に寒波の襲来で降雪や凍結が予報されています。暖房の効いた部屋の中だけは、一足早く早春の装いです。 ネコヤナギとはしべの色や形も微...