松尾橋近くの堤防にネコハギが咲いています。ネコハギは西山の林縁などに見かけますが、河川敷や堤防では珍しいです。つる性のハギの仲間で、花は白く、メドハギの花によく似ています。葉はたのハギの仲間と比べると丸く、短毛が生えているのも何か猫を連想させてかわいく感じます。
調べてみると、ネコハギと(名前では)対をなすイヌハギなる植物もあって、これは『京都府レッドデータブック2015』では絶滅寸前種の扱いです。河川敷などの砂地に生えるそうですが、河川の改修、護岸工事などで激減しているとか。一度ネコとイヌをそろえて見てみたいものです。
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2021-08-22 撮影
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