2021年1月9日土曜日

冬芽の勉強:サルトリイバラ

嵐山を歩いて冬芽の勉強です。サルトリイバラの蔓が木から下がってきていたので観察してみました。茎に棘がありますが、バラ科ではなく、ユリ科シオデ属です。雌雄異株の植物です。ありふれていますが、それで油断しているのか、これまで花を見たことがないので、来年の課題にしておきます。つやつやした丸い葉は常緑樹を思わせますが、冬には落葉して蔓だけになります。地方によっては、緑の葉で餅やまんじゅうを包むこともあります。

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巻きひげも枯れて、蔓が木から垂れている蔓が多く、観察に適しています。

一見すると冬芽が見当たりませんが、実はこの古い葉の付け根の枯れた托葉に守られた形で付いています。

托葉を取ったところです。

まだ実が落ちずに残っていました。


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