2022年6月4日土曜日

小さな庭で:In my small garden

ベランダに置いてある「蜂のアパート」に住人ができました。フタオビドロバチです。毎年の常連です。昨年はこの時期に珍客ハキリバチ(おそらくバラハキリバチ)が巣を作ってくれて楽しかったのですが、今年は今のところ常連さんだけです。写真は昨年のもの。

ハキリバチはフタオビドロバチと同居してくれたので、今年はアパートを「建て増し」し、約30本ほどのヨシや竹を用意しました。大きさが異なると違う種の蜂が巣を作ってくれると読んだ(Kate Bradbury, The Wildlife Gardener)ので、うまく行くと良いのですが。

今年のフタオビドロバチ、すでに泥で蓋をした巣もあります。今日は奇妙な行動をしていました。筒の中から何か引っ張り出しています。アオムシのようです。



加えたまま飛び上がり、エアコンの上に落として飛び去りました。見ると、蛾の幼虫のようですが、完全に死んでいるようです。フタオビドロバチの幼虫を養うには、生きた餌を用意しなければならないので、死んでしまった餌を廃棄したのでしょうか。

庭にあるカキノキを観察していると、素早く動くものがあります。ひょっとしたら、と写真を撮ってよく見ると、オスのアリグモです。調べてみると「ヤガタアリグモ」という種類で、数が少ないらしいです。これはラッキー。メスもいると良いのですが。


Photos 2022-06-03 MG


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