久しぶりに苔寺(西芳寺)付近を歩きました。コロナの終息...ではない収束で、観光客が多くなって、じっくり写真を撮るのが難しくなっています。マクロレンズにストロボをつけて薮をにらんでいると、通りかかった観光客が、興味深そうに、あるいは不審そうに眺めて行きます。中には立ち止まってのぞき込む人もあり、話しかけてくる人もあり、なかなか集中して撮影できません。特に最近新しいマクロレンズを購入して、そのワーキングディスタンスと倍率を利用して、小さな昆虫の「複眼」をコレクションしている私としては、できるだけ無視してほしいところです。複眼も、野外で昆虫のあるがままの状態で撮影しようと思うと、なかなか大変です。虫撮りは、無視してね。
さて、本日の収穫ですが、大して珍しいものは撮れませんでした。複眼はヒラタアブ。個々には掲載してありません。
ヒラタハナアブの仲間だと思います。おそらく♂。ホバリング上手ですね。
ササグモ♀がゲットしたのは、ツマグロオオヨコバイの幼生?
こちらササグモの♂です。
う~ん、名前の分からない甲虫。調べるのも、今日はおっくうです。甲虫はきれいで撮るのが好きなのですが、同定が大変。⇒ヤツボシハムシと判明。模様に多様性があるようです。
これもキク科の花によく止まっている甲虫。ヒメマルカツオブシムシ。幼虫は広食性で、衣類の害虫としても知られます。
大きな泡がガマズミの枝にありました。主は下のアワフキムシ。
アワフキムシにしては大型です。ハマベアワフキでしょうか。
葉の上でヨコバイをアリたちが処理していました。このアリ、見たことないです、というか、アリを本格的に捕ったことがあまり、ない。
無事成虫になったツマグロオオヨコバイ。今年は少ないです。
ヒシバッタ。ロボットのような頑丈さを感じます。
マミジロハエトリの♂です。
ササグモの♂、今一度。
ヌルデに見られたアブラムシとアリです。この木は昨年ヌルデミミフシが発生した木なので、注目しているのですが、このアブラムシたちが、ミミフシを作るのでしょうか...というか、このアブラムシたちの刺激でヌルデが作るのでしょうか。
2023-05-26
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