この羽根で時々滑空するような飛び方をします。筋が入っているので、羽根が扁平だと思いがちですが、上の写真のように通常の蝶の羽根の形をしています。
よく見ると、折りたたんだ前足が見えます。触角のように感覚器として使われているようです。
カやハエなどの「双翅目(ハエ目)」の昆虫には、前翅の付け根に退化した後翅が見えます。多くは先の丸まった棍棒のような形をしており、「平均棍」と呼ばれます。わかりにくい日本語ですが、英語では balancer というので、こちらの方が機能的に理解しやすいです。飛翔時には、前翅の羽ばた...
0 件のコメント:
コメントを投稿