2019年6月9日日曜日

ウメエダシャク

一昨夕自宅周辺を散策していて、ウメエダシャクが4匹まとまって草木瓜の木に止まっているのを見ました。その前日から周囲を飛翔していたのですが、いくら舞っても止まらずに、よくこれだけの飛翔力があるものだと感心していました。この日はそのうちの二匹が交尾中で、他の2匹はそのカップルを守るように位置していました。

交尾中のウメエダシャクです。おそらく左がオス、右がメスでしょう。

 左サイドを守っていたウメエダシャクです。りりしい顔立ちです。

 ところで下の写真は何の花でしょうか?
答えはページの下にありますが、まず考えてみてください。
2019.06.08撮影




実はこれ、ナンテンの花です。今の時期、あちこちの庭先に咲いていますね。花びらがすぐに落ちてしまい、ナンテンの下は白い絨毯になっているところもあります。
小さな花も、なかなか侮れない美しさを秘めています。


0 件のコメント:

コメントを投稿

平均棍

カやハエなどの「双翅目(ハエ目)」の昆虫には、前翅の付け根に退化した後翅が見えます。多くは先の丸まった棍棒のような形をしており、「平均棍」と呼ばれます。わかりにくい日本語ですが、英語では balancer というので、こちらの方が機能的に理解しやすいです。飛翔時には、前翅の羽ばた...