2019年11月26日火曜日

近場の紅葉:小径をたどって

日曜日は紅葉の名所での雑踏を避けて近場の紅葉を探ってみました。あいにくの曇天でしたが紅葉を愛でるには十分。いつもよりも人気がないのは、皆名所に出かけたせいなのでしょうか...

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桂川に注ぐ水路脇の桜と楓の堤防道路。草刈りが終わって歩きやすくなりました。面白みには欠けるけれど。桜はソメイヨシノがほとんど。楓はイロハモミジです。

並木道入り口から西方、松尾大社方面を望みます。

堤防道路先端部から振り返ったところ。春には桜が見事です。車も入らないので、ゆったりと楽しめます。このような木立の中の踏み分け道は風情があります。

桜の一枚一枚が美しく映えます。背後はオギの群落。このあたりでススキと見えるものはほとんどがオギです。ススキは株立ちするのに対して、オギは広がり、株を作りません。

松尾橋たもとのハナミズキの紅葉。American dogwoodです。バージニア州の州花。赤い実もきれいです。ミズキ科で、ヤマボウシとは兄弟分。

ドウダンツツジの紅葉はハズレがありません。新緑、花、紅葉といずれも美しく、離れても近寄っても美しい。虫害も少なく、育てやすい木です。

隣には皇帝ダリアが咲いていました。11月頃の日照時間が短くなってから花芽をつけるので、花の少ないこの時期に開花してとても目立ちます。この株は2メートルを優に超えていました。

穏やかな日でしたので、ミツバチが吸蜜に訪れています。

松尾橋の上流にはナンキンハゼが、これも美しく紅葉しています。

2019.11.24.撮影
2019.11.25.記述



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