2019年12月12日木曜日

野鳥の冬越し:イネの二番穂

野鳥たちにとって厳しい冬の到来です。穀物を食べる野鳥たちの重要な餌に、「二番穂」があります。これは刈り取られた稲から生えてくる穂のことで、もともと熱帯や亜熱帯で生育していた単子葉植物のイネは、穂を刈り取られてもその株からまた穂が出て、花が咲き、実を結ぶことができます。温帯地方の日本ではイネは冬に完全に枯れてしまいますが、それでも秋に刈り取られてから再び花芽を出して冬までに実を実らせることが可能です。この実った穂を「二番穂」というのです。

刈り取りから約3ヶ月経過した田圃では、二番穂の実りの季節を迎えています。実った状態で野鳥たちに食べられる穂もありますが、多くは枯れて土の上に籾としてこぼれ、冬の間の野鳥たちの貴重な食料となります。

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刈り取り後再び芽が出て実りを迎えた田圃です。全体に背丈は低いです。

よく見ると頭を垂れている穂が沢山あります。

例えばこれ。

こちらも。

こちらでも。

二番穂を刈り取ってきました。実の数は少ないです。

籾をつまんでみて、ふくらんでいて固いものは十分に実っています。

左が二番穂、右が一番穂の玄米です。二番穂の方は未熟なものもありますが、しっかり実ったものは、大きさ重さともに一番穂のものと変わりありません。

地方によっては、飛来する白鳥など冬鳥たちのために、二番穂をかり集めているところもあるそうです。
2019.12.10.撮影
2019.12.10.記述





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