2021年12月21日火曜日

ネムノキの葉痕と冬芽:Persian silk tree (Albizia julibrissin): Leaf marks and winter buds

ネムノキはマメ科の落葉広葉樹で、就眠活動をすることで知られています。 この木の葉痕は逆三角形をしていて、冬芽らしい冬芽がありません。そのはず、冬芽は葉痕の後ろに隠れているのです。このような冬芽の形を隠芽と言います。葉痕はあまり可愛くなく、どちらかというと薄気味悪い様な形。ムンクの絵『叫び』に描かれている人物のようにも見えます。

The Nemunoki is a deciduous broad-leaved tree of the legume family, known for its napping activity. The tree has an inverted triangle-shaped leaf scar and no buds that look like winter buds. This is because the winter buds are hidden behind the leaf marks. This form of winter bud is called a hidden bud. The leaf traces are not very pretty and look rather creepy. They look like the figures in Munch's painting "The Scream".

*****


Photo 2021-12-20

0 件のコメント:

コメントを投稿

イヌコリヤナギ

年初に広沢池で一枝手折ってきたイヌコリヤナギが開花しました。小さくて、ネコヤナギほどは猫っ毛がありませんが、かわいらしい小さな花です。折から今夜は全国的に寒波の襲来で降雪や凍結が予報されています。暖房の効いた部屋の中だけは、一足早く早春の装いです。 ネコヤナギとはしべの色や形も微...