2022年4月2日土曜日

2年間の眠りから覚めて(ツマキチョウの羽化):After 2 years of sleep: Hatching of two-year old pupa of the yellow-tip butterfly

2020年の5月初旬に蛹化したツマキチョウが羽化しました。実に23ヶ月の休眠期間を過ごしたことになります。私の昆虫飼育記録の中で最長です。昨年は羽化せず、さては死んだのか、とも思いましたが、ネット上の情報によれば、3年の休眠、足かけ4年農家記録もあるようなので、様子を見ていました。3月半ばに北の部屋から、暖かいリビングに飼育箱を入れたところ、28日に2021年に蛹化した個体が羽化、そして本日31日に2020年蛹化の個体が羽化しました。前者はオス、後者はメスです。今日明日と寒い日が続きますが、とりあえず、食草であるセイヨウカラシナの茂みに止めておきました。

The Tsumaki butterfly, which pupated in early May 2020, has hatched. It has spent a total of 23 months in dormancy. This is the longest in my breeding record. Last year, it did not hatch, and I wondered if it had died, but the Internet shows records of three years of dormancy, so I kept an eye on it. It is truly amazing to think about the power of life in a thorn-like tiny life form.

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羽化直後の様子です。

蛹化の期日のメモです。

セイヨウカラシナの茂みに止めておきました。

Photos 2020-03-31

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