2022年5月21日土曜日

セグロシャチホコ:A morning visitor

朝、玄関脇の花壇のレンガの上に見慣れない蛾が止まっていました。まるで五体投地のように身を投げ出しています。とりあえず写真を撮り調べると「セグロシャチホコ」とのこと。先日ヤナギの木にいた毛虫の一つです。アワフキムシを観察していた際に、偶然に撮影した写真に写っていました。肉球(肉瘤?)があまりにも立派なので、もう一度見たいと翌日出かけたのですが、どこにも見あたらない。ホンに出合いは一期一会です。

EM-1 Mk III 150mm f/5 1/320 320

そしてこちらが今朝の「五体投地」の様子です。あまりにもそれらしくて、なんだか笑ってしまいます。腹部の先端がふさになって跳ね上がっているのは、オスである証拠のようです。

TG-6 9mm f/4.5 1/200 250 FB

オスならば、触角が立派だろうと思ってのぞき込んだのですが、見えません。黒い胸と頭の下、前脚の間に触角をしまい込んでいます。眼もそのあたりにあるらしく、おどかさずに見るのは無理のよう。そこで、側面から触角の付け根を撮影しました。

すると、見えます見えます。櫛状に幾重にも並んだ突起が。できるだけ捕獲せずにありのままを撮影するようにしているのですが、次回で会うことがあれば、ちょいと飼育ケースに入れて立派なおひげを拝見したいものです。


EM-1 Mk III 60mm f/5 1/200 1600 FB

Photos 2022-05-06 & 20


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