2022年9月2日金曜日

アブラコウモリ:Pipistrellus abramus

湿気た天候が続いています。気象庁は観測史上最短だった今年の梅雨明けを設定し直す発表を行いました。地風11号は宮古島の南西330キロにあって、920ヘクトパスカルの中心気圧を保ちながら南南西に進んでいるようです。これが来週にはV字カーブを描いて日本列島を直撃するとか。温暖化で海水の表面温度が30度を超え、高気圧のために北進できないうちにドンドン勢力が増しているようです。地球温暖化抑制は待ったなしの課題です。

さて、今日は日中散発的な雨(これもスコール的な雨でした)のために家で過ごし、夕刻になってようやく散歩に出かけました。湿度の高い濃密な空気の中にアブラコウモリが多数(おそらく50頭以上)乱舞し、昆虫を漁っていました。拡大するとこれも濃密な昆虫の発生が分かります。ちなみにアブラコウモリの「アブラ」は、近世日本でこのコウモリのことを、「アブラムシ」と読んでいたことに由来するとか。それが学名にも採用されています。




コウモリは徐々に狩りの位置を移動させます。その位置の空を拡大すると下の写真のように、多数の昆虫が飛んでいるのが確認できます。



Photos 2022-09-01




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