キタテハはカナムグラを食草とする蝶です。カナムグラは川沿いに夏から秋にかけて繁茂しますが、キタテハの姿はそう頻繁に見かけることはありません。成虫で冬を越えるためか、羽の裏側は枯れ葉にそっくりで、その目立たない姿で、そっとどこかに隠れて越冬したのでしょう。陽光を楽しむように、また、体をほぐすかのように、緩やかに羽を動かしていました。
2018年3月4日日曜日
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