今日は地元の町づくり活動の一環として「川開き」がありました。大勢集まった小学生たちと一緒に小川に入って水生動物(魚、昆虫、貝類など)を捕獲し、同定します。同時に水質検査も行いました。今年で21年目の初夏の恒例行事です。
この間、ゴミの投棄が多かったこの川も徐々にきれいになり、今年はとうとうゲンジボタルの幼虫2匹と成虫(♀)一匹を確認しました。蛍が飛びかう川になったということで、皆大喜びでした。
蛍の鑑賞はまた後日の楽しみにしておいて、写真はトキワツユクサ(ノハタカラクサ)です。昭和初期に日本に観賞用として持ち込まれたものが野生化して、現在は外来生物法により要注意外来生物として駆除の対象になっています。この近所でも河川の比較的日照に乏しい場所に生えていて、今の時期から花を咲かせます。花そのものは純白の花びらに黄色のおしべをあしらって、とてもきれいなので、これが駆除の対象とはちょっと悲しいです。植物に罪はないのですから。
2019.06.01
Tradescantia fluminensis
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