トラクターの動きは十分読んでいるようで、接近してくるとゆっくりと歩いてかわし、慌てて飛び上がるようなことはありません。一通り食べ終わると、そろって畦の上で羽繕いをしています。
アマサギの名前は、婚姻色の出た頭や背中の亜麻色の羽根から来ています。越冬地は九州や日本をはるかに南下したフィリピン、インドネシアなどとも言われています。亜熱帯に広く生息するサギですが、京都の地方では旅鳥としてほんの一時しか滞在しません。トラクターを運転していた方に尋ねると、田植え時期の風物詩だそうです。昨年は一度に20羽ほどが訪れた日もあったそうです。
亜麻色のグラデーションがとてもきれいです。
トラクターとつかず離れずの間合いを上手に取っています。
嵯峨野の風景によく似合います。
2019.05.30撮影
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