なかなか理想的に編み目が広がっているものが見つかりません。植物園の開園が9時なので、それ以前の早朝であればもう少しましかもしれません。このキノコは、異臭を放ってハエなどを呼び寄せ、それによって胞子の拡散をはかります。かがみ込んでにおいを嗅いでみましたが、異臭というよりは、何か一種濃厚なにおいがしていました。早速ハエがたかっていたところを見ると、はえの類にはかなりアピールするにおいのようです。
竹に阻まれて、レース状の附属器官が伸びきっていない。う~む、残念。
これはしぼみ始めているのか。早朝であれば、もう少し開いていたかも。どのキノコも、先端部には穴が空いている。軸の部分は中空。
日光に当たると、レース部分が急激にしぼんでくる。ハエが盛んにたかって舐めている。
さらに近づいてみたところ。
昼過ぎになって倒れてしまった。笹の葉をそっと分けてみると、そばに次のキノコの準備ができているようだが、いつ生えてくるかどうかは分からない。この時期はもっと降水があるはずなので、次の降雨後を期待したい。
2019.06.17撮影
0 件のコメント:
コメントを投稿