2019年6月27日木曜日

大きな木(その2)

嵐山の近くの公園に大きなヤマモモの木があります。雌木で、今の季節にはたわわに実をつけます。太陽の光を受けると、緑の葉に赤く色づいた実が映えて美しいです。実をつまんで食べると、甘酸っぱく、完熟していれば、糖度が高くて結構おいしいです。実が小さいのが、ちょっと残念。

これを喜ぶのは人間ばかりではありません。鳥たち、特にムクドリ、ヒヨドリ、メジロなど、甘いものに目のない鳥にとっては大ごちそうです。人間には小粒でも、鳥たちにとっては十分な大きさです。スズメたちは、基本的に地上に落ちた実を食べるのですが、地面に落ちたものばかりでなく、枝についたものを食べています。

赤い実が緑の葉に映えて、とてもきれいです。


今年は豊作のようです。赤みの濃いものが熟しています。

ムクドリは群れになって食事中。ちょうど一口サイズです。
 くわえて...
 よいしょっと...
 丸呑みです。

う~ん、おいしい!

メジロのおしりが見えました。
 よいしょとくわえて...

おっとっと...

残念、落としちゃった!
メジロにはちょっと大きすぎるようで、この後は木についたままのものをついばんでいました。

地面を赤く染めて、大きな木の実りの季節です。
2019.06.22撮影



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