2019年6月28日金曜日

ジャコウアゲハ(その2)

6月25日に産み落とされたジャコウアゲハの卵の多くは、その後特に変化はないのですが、2日後に観察して、ちょっと気になることがありました。どうも卵を寄生蜂が見つけたようです。蝶の卵ですから、直径1ミリ余りのものなのですが、それにぴたりと寄り添って、というか、おしりを向けたハチのような虫が止まっています。

調べてみると、どうも蝶の卵に寄生する寄生蜂の一種で、タマゴヤドリコバチという虫のようです。ジャコウアゲハはウマノスズクサを食草とし、ウマノスズクサが持っているアリストロキア酸(Aristolochic acid)という有毒物質を体内に取り込むので、天敵が少ないのですが、卵はまだウマノスズクサを食べていないので、毒性が弱いのでしょうか。あるいは毒にめげない虫なのでしょうか。とにかくこの卵をはじめとして、卵が無事に孵化するか気になってきました。

ちょっと見には無事な卵ですが...

よく見ると、横にハチが侍っています。これが寄生蜂であれば、そして卵を産んだのならば、やがて10匹ほどの蜂が姿を現すでしょう。
2019.06.25

それにしても、生存のための競争は厳しい。



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